碇ヶ関温泉
歴史
平川市碇ヶ関は旧碇ヶ関村。津軽藩の奥羽街道の関所があった。碇ヶ関温泉の発祥は鎌倉時代に津軽藩主が入湯したのが始まりと言われています。
碇ヶ関温泉”郷”という使い方をする場合は「碇ヶ関温泉」「古遠部温泉」「相乗温泉」「久吉温泉」「久吉たけのこ温泉」「湯の沢温泉」「なりや温泉」「秋元温泉」を含めた温泉という意味で広く使われているようです。
私としては碇ヶ関温泉という名前を大々的に使っている「碇ヶ関温泉会館」と「道の駅いかりがせき 関の庄」の2つ碇ヶ関温泉ということにして紹介しようと思います。
なお、廃業して入ることのできなかった温泉旅館は、知っているだけでも下記のとおりです。現在はネットで探しても碇ヶ関の温泉宿泊施設はヒットしません。もしかしてもう存在しないのかもしれません。
廃業
「あずましの宿関の湯」 碇ヶ関三笠山82
「かんぽの宿いかりがせき」 碇ヶ関字三笠山100-1
「豊荘」 碇ヶ関湯向川添4-8
「あめりかや旅館」 碇ヶ関38-1
「銀杏荘」
「柴田旅館」 温泉会館の前。ここで太宰治は小山初代と仮祝言をあげています。
「斉藤旅館」
「花岡旅館」
今はなき温泉施設、源泉
露天の共同浴場!?
柴田旅館の正面は直ぐに河原で平川が流れています。河原は現在緑地公園スタイルになっていますが、そこには昔々露天の共同浴場があったという話です。
源泉が国道側にいっぱいあった!?
現在は温泉会館のある平川の東岸側に源泉があるように思われがちですが、昔は違うようです。平川の西岸の方には石碑が点在しており、上ノ湯温泉跡・大湯温泉之跡という石碑が存在しています。上ノ湯(冷えの湯)、中の湯、下ノ湯(熱の湯)というのがあったそうです。大湯温泉之跡の石碑の場所は、下ノ湯です。
碇ヶ関温泉会館
2023/08 来訪
住所 青森県平川市碇ヶ関鯨森8-1
TEL 0172-45-2226
営業時間 6:00〜22:00
定休日 第3月曜日(祝日は営業)
料金 大人250円
露天風呂なし、アメニティなし、サウナ休止中、ドライヤー有料
泉質 単純温泉
碇ヶ関温泉に行ってきました。どうしても「いかりがせきおんせん」と入力するのが「いかりがおんせん」と入力してしまい「怒りが温泉」と出てしまうのは私だけ・・・。
2023年市外は250円でした。
ロビーは広々、畳もあります。100円リターンロッカーもありますので安心。
青いところが温泉施設。黄色は研修棟。ピンクは商工会議所スペースとなっています。
内風呂のみです。お湯は手前の小さい浴槽に注がれ、大きい浴槽との間の壁の下が空いているのでそこから流れていき、かけ流しの温泉となります。当然小さい方が熱めで42℃に近い温度です。大きめの方は41℃あるかなって感じだと思いました。
お湯は無色透明、とても美しいお湯です。ヌルヌル感は全くなく、身体にしみいる熱い水!しみいる神秘の水!!と感じました。温泉は身体によさそうだ!と実感できる温泉で、さすが有名な温泉地と感じて帰ってきました。
道の駅いかりがせき 津軽関の庄 御仮屋御殿
前に入ったのですが、HP始める前で何にもありません。
近日行ってまいりますので公式HPにて情報を確認してください。
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